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エムシステム技研 国内シェアNO.1の秘密に迫る!第一回

エムシステム技研 国内シェアNO.1の秘密に迫る!第一回

信号変換器の国内シェアはNO1、34期連続黒字決算のエムシステム技研の採用ご担当七條様に
業界トップクラスを走り続ける実力の秘密をお聞きしました。
世界一を目指すエムシステム技研の魅力に迫ります!二回にわたってお届けします。


1.会社概要、扱っている製品について簡単に説明してください。
○エム・システム技研は、計装用機器の分野における「インタフェース機器」の総合メーカーです。「計測・制御・監視」の技術を軸に「信号変換器」と「リモートI/O」を中心とした、産業分野における自動化・省力化・最適化を支援するインタフェース機器を、開発から製造、販売まで一貫体制で展開しています。
私たちの製品は自動車、半導体、石油、化学、鉄鋼などの製造設備、水道、ガス、電力など公共施設など産業分野で使われています。納入先としては、皆さんがよく知っているトヨタ自動車、シャープ、三菱電機、花王、アサヒビールなどの工場や生産設備、全国の水道局や電力会社、ガス会社などの衛生環境設備などで利用されています。海外ユーザーもABB、Siemens、3M、GE、US Steel、Samsung電子、上海宝鋼など世界に冠たる企業でも採用いただいています。
おかげさまで、独自の技術開発力、高い生産技術力、ユニークな営業・販売体制が評価され、計装用信号変換器では世界トップクラスの生産台数(年間出荷台数50.9万台)を誇っています。

2.業界他社とは違う御社の特徴、強みは?
○専門性の高い独自分野で自らマーケットを形成し、高付加価値製品を低コストで市場に投入することで、長期に渡って高い利益を確保している点にあると思います。
具体的に当社主力製品の一つである信号変換器についてお話しします。
私たちの属する計装業界では、従来から「システム一括受注」が主流でした。このため、ユーザー自身による最適なシステム構築ができませんでした。また、システム専門の大手メーカーがそれぞれ独自の標準信号を定め、メーカーが異なる機種間でのデータのやり取りがおこなえませんでした。開発当時の信号変換器は大型の制御装置の一部という位置づけで、大手工業計器メーカーが製作していましたが、鉄製で重箱ほどの大きさがありました。「軽薄短小化が進んでいた電子部品を使えば、手のひらサイズにすることが可能で、真空管に使われているオクタルピンソケットが使える。これならば、工業計器から信号変換器のみを取り出して一人前の商品として通用するに違いない」という会長の発想から、業界初のプラグイン方式の信号変換器を開発し、異なるメーカーの機種間での信号の相互変換を可能にしました。この小型プラグイン構造の信号変換器は、取り扱いの容易さ、省スペース、低価格などの革命的な特長を認められ、出荷台数はうなぎのぼりに増加の一途をたどりました。今では、プラグイン式信号変換器は業界のデファクトスタンダード(市場の実勢によって事実上の標準となること)となり、エム・システム技研の基幹製品であるにとどまらず、新たなマーケットを形成するまでに至りました。発売から現在に至るまで、当社の主力製品として会社の成長を支えてきました。
これは、周辺環境のおかげでそうなったのでなく、時代を読んだことに他なりません。地道ですが、時代に添った新製品を投入し続けることが、今後の当社の優位を揺るぎないものにしていくと思います。

3.業界でのシェアはどのくらいですか?また、そのシェアを維持している秘訣はなんですか?
○計装用信号変換器の国内シェアは40%を超え、国内トップメーカーの位置にあります。当社が業界発のプラグイン方式の信号変換器を開発し、世に送り出しました。このプラグイン方式は業界のデファクトスタンダード(市場の実勢によって事実上の標準となること)になり、リーディングカンパニーとして、現在の位置を占めるようになりました。現在のシェアを維持する秘訣ですが、正直特別な事はしていません。現在のポジションで、当たり前のすべき事をしているだけで、今後も5~10%のマーケットを更に拡張する事ができると見込んでいます。ライバルがシェアを落とす事については、彼らが失策を犯しているだけに過ぎません。
 また、当社の変換器が扱う信号はアナログがメインです。デジタルは、オンオフとも言われるよう
に、スイッチを入れるか切るかだけなので情報は1つで簡単ですが、アナログはボリュームで加減をしなければならないので情報量は無限に多く、経験の蓄積がものを言います。ソフトウェア産業を見ればよく分かりますが、デジタル技術は技術革新スピードが圧倒的に早いため、開発人員と投資費用が多く必要です。一方、アナログは競争相手が少なく、技術革新スピードは早く無いうえに高く売ることができます。私たちは、デジタル技術だけでなく、これまでに蓄積したアナログ技術に工夫を重ねて、お客様がより簡単にかつ、より便利な製品を安く生み出すことを続けていきます。
4.高い開発力、技術力はどこから生まれるのでしょうか?
○当社の開発体制は、全社員270名のうち、開発部門の陣容は60名と業界内でも突出しています。また、開発費についても売上高比率で15%以上を投入しています。このような体制から、多いときで年間100機種を超える新製品をリリースしています。
当社の開発力についてですが、エンジニア全員が「市場ニーズを捉え機を逃さないよう短期間で開発する姿勢」であること、そして「自ら開発・設計する製品に対し、責任と愛着を持っていること」ではないでしょうか。
 まず、「市場ニーズを捉え機を逃さないよう短期間で開発する姿勢」についてですが、当社の開発部員は、「売れる製品」の開発をテーマに日々活動しています。いかに優れた製品であっても、売れなければ意味がありません。エンジニアの自己満足に陥ることなく、マーケット、機能、価格などをみて、自らが売りたい製品を開発できるよう、「開発製品の売上金額」もエンジニアの評価項目としています。
次に、「自ら開発・設計する製品に対し、責任と愛着を持っていること」ですが、当社製品は、開発メンバーそれぞれが各テーマに対して、設計→試作→試験→データ収集・分析→修正→完成とすべて手がけます。1人で1機種全てを担当する事も少なくありません。このため、開発した製品が自分が開発したものという意識を持つ事ができます。(例えば、家電の開発なら、100名以上のエンジニアが個別に開発を手がけるため、自身がやっている事がどの製品のどの部分かがわからない)
 総じて言えば、「エンジニアが自ら会社の利益と成長を考えて日々活動している事」と「そのために必要な環境を会社が整備する事」だと思います。結局のところ、開発力や技術力を支えるのは、エム・システム技研の社員全員と会社との信頼関係だと思います。



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